現在開発しているタスク&TODO管理システムは、タスクやTODOを管理するだけのシステムですが、プロジェクト管理ツールとしても有用だと考えています。
そこで、プロジェクト管理のツールとして有用なシステムとして、タスク&TODO管理システムを設計するに当たり、「性善説」をベースにシステムを作っています。
このタスク&TODO管理システムのアカウントを発行されたチーム員は、プロジェクトマネージャーから信頼される人物であり、このシステム上で不正は行わない、という前提にシステムが成り立っているのです。
つまり、プロジェクトマネージャーアカウントと一般チーム員アカウントの間には制限される機能がほとんどありません。同じことができるようにしています。データの削除や非表示などの行為も一般チーム員アカウントで出来るようにしています。
なぜこのような設計にしているかといいますと、プロジェクト管理を行う上で「性善説」をベースとすることはとても重要だと思っているからです。
逆説的に「性悪説」を基本とした場合、プロジェクトマネージャーはチーム員を信頼していないということになります。プロジェクトとしてチーム員を信頼していないもしくは、信頼できないというのはプロジェクトを進める以前の問題であると思うのです。
「急遽、面識のない新しい技術者をヘルプ要員としてチームに入れる場合もあるじゃないか」と仰る方もいるでしょう。その方にお伺いします。信頼に値しない技術者をプロジェクトに入れて、本当にそのプロジェクトの問題は解決できるのですか?「急遽」というからには逼迫した問題が発生しているのを想像できます。なおさら、信頼に値しない技術者で逼迫した問題が解決できるのですか?突発的なトラブルだからこそ、余計に信頼できる技術者にヘルプに来ていただくことが重要なのではないでしょうか?結論として、信頼に値しない人間をプロジェクトに参加させることは絶対的にNOなのです。
もうひとつ「性善説」にこだわる理由があります。先述の内容とも被るところがあるのですが、プロジェクトを成功させるカギは「信頼」だと思うのです。
プロジェクトマネージャーはチーム員を「信頼」してタスクを任せる。チーム員はプロジェクトマネージャーを「信頼」して指示に従う。そしてチーム員は与えられた「信頼」に答えようと責任感を持つ。それによりプロジェクト全体のモチベーションが高まり、個の力がチームの為に動きだし、良いスパイラルを生み出す。キーは「信頼」なのです。
これはシステムやツールを使ってプロジェクトをマネージメントする以前のプロジェクトマネジメントの大原則です。プロジェクト外部に対しては「性悪説」でも構いません。しかしプロジェクト内部にたいしては「性善説」でなければなりません。
以前参加させていただいたプロジェクトでは、マネージャーがこの大原則を勘違いして、チーム員の責任感とモチベーションが極度に低下していました。結果としてパフォーマンスが極度に低下していました。これは偏にプロジェクトマネジャーの「信頼」に対する考え方が問題なのです。テクニカル的なマネジメント以前の「人のマネジメント」がとても重要で、必須事項なのです。
そして「信頼」を実践していただく為にも、タスク&TODO管理システムは「性善説」をベースに、鋭意開発をしてまいります。ご期待ください。